愛馬と挑むGⅠDream

出資馬達と目指す、いつかのG1勝利。

意気消沈…。

タイトルどおりでありますが、意気消沈気味でしばらく更新する気力を失っておりました。

もうお判りかと思うが、意気揚々とサンカルパ、ソニックベガと愛馬が2週続けて出走も…見処に乏しいレース内容にさすがにガッカリしていた感じで意気消沈しておった次第であります。

あまり引きずってもいられないので結果は結果で受け止めて気持ちを切り替えていこうと思うところもあり2頭の結果を綴って参ります。


【サンカルパ】


2022.09.12 レース結果

 9/10(土)中山11R 紫苑ステークス(GⅢ)〔芝2,000m・12頭〕9着[4人気]

まずまずのスタートを切ると、道中は中団前目からレースを進めます。4コーナーを先頭集団で通過しますが、直線ではジリジリとした脚色で前とは離されてしまい、初めての重賞は9着でゴールしています。

田中博康調教師「パドックではやや気合いが乗っていましたが、サンカルパにしては許容範囲内だったと思いますし、返し馬はジョッキーが丁寧にキャンターへ下ろしてくれたので、良い雰囲気で走れていました。道中は勝った馬を前に置きつつ、上手く壁を作りながら運ぶことが出来ていましたし、向正面でペースが緩んだ際には何度か頭を上げる場面が見られたものの、全体的にリズム良く進めることが出来たと思います。ハミに頼って走る馬なので、外からだと余計に手応えが良く見えた可能性はあるものの、4コーナーを回ってくる際の格好は1,2着馬を飲み込むのではと思わせるくらい良かったのですが、その割には直線で脚を伸ばすことが出来ませんでした。上位陣は確かに強かったですが、それ以外にも先着を許してしまいましたし、いくら重賞とは言えここまで負ける馬ではないはずなのですが・・。直線で左手前に替えてから、走りに力感が無くなってしまった印象ですし、そこはこの中間にトモを含めて左半身の状態がもう一つに感じていた部分を、上手く修正できなかったことが要因なのかなと考えています。C.ルメール騎手は、『もう少し距離を詰めた方が良いのかもしれない』と話していたものの、上がって来た時の息遣いを聞いてもそこまでバテた感じは無かったですし、先ほど話した状態面のこともありますから、この1戦だけで決め付けるのは早計なのかなと思っています。この後はトレセンに戻ってからの状態を見て最終的に判断しますが、一旦放牧に出して馬体のバランスを整え直した方が良いのかなと考えています」


2022.09.14 所有馬情報

在厩場所:美浦トレセン/15日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
調教内容:軽めの調整
次走予定:未定

田中博康調教師「先週は良い格好で回ってきたものの、そこから伸びを欠いてしまいました。心肺機能のことを考えても距離は恐らく大丈夫かと思いますし、今回はネックになっていたトモの左右差の部分が大きいですね。レース後もそのトモを中心に馬体を確認いたしましたが、特にダメージは無さそうです。ただ、一度心身共にリフレッシュを図りたいですし、加えてバランスも整えてもらいたいと考えており、明日ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただく予定です」


2022.09.23 所有馬情報

在厩場所:福島県ノーザンファーム天栄
調教内容:トレッドミル常歩
次走予定:未定

天栄担当者「こちらに戻って来て状態を確認しましたが、脚元を含めて大きな問題はありませんでした。ただ、今週半ばに状態確認のために軽めのメニューで騎乗してみたところ、左トモの状態がもう少しだったので、獣医師に治療を行ってもらい、現在はトレッドミルで無理のない範囲で動かすようにしています。馬体重は495kgです」
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まず、レース後のルメール騎手のコメントを見てとてもガックリ来ましたね。

調教に乗って感触を測ったわけでもなく、レースで気分良く走らせていた訳でもなく、それでいてマイラーみたい!?とのコメントを紙面で目にし、「おいおい!何言ってんの?」と思った出資会員さん方は私も含め少なくはないと思う。
ルメールさんのコメに対し、やんわりとした内容で田中師は否定しているようで、サンカルパの素質を信じているからこそ出る悔しさ感じる内容に私も幾分救われたような気がしております。


今回は調整過程で左トモの調子が…と囁かれていたこともあり、終わってみれば春のクラシック戦線を戦って来た猛者も集った重賞で不調を抱えたサンカルパが誤魔化せるほど甘い相手ではなかったと言う結果だった。

残念ながら紫苑ステークスでは良い結果は残せなかったが、今年の中山1800mにおいてパンサラッサに次ぐタイムで走破した脚力は紛れもなく本物だ!…という事を証明出来るよう関係者の方々には再度努めて欲しいと願います。


ソニックベガ】


2022.09.15 所有馬情報

在厩場所:栗東トレセン
調教内容:14日にCWコースで時計
次走予定:9月18日の中山・レインボーステークス〔戸崎圭太

担当助手「今週は中山競馬場までの輸送が控えていますので、14日の追い切りは3コーナーあたりからスピードを上げていき、終い重点でサッと伸ばすイメージで考えていました。ジョッキーが騎乗していたこともあって、想定していたより全体時計が速くなってしまったものの、ラスト1ハロンは12.2秒とよく動けていましたし、躍動感溢れる走りでした。前走をひと叩きしたことによって、前向きさが出て行きっぷりが強くなっていますが、我慢するところは我慢出来ていました。体が締まって張りも出て来ましたし、心身の状態はとても良いですよ。小回りコースの1,800m戦はこの馬にとって良い番組だと思っていただけに、前走は残念な結果になってしまいましたが、広いコースでも脚の使いどころ一つだと思いますし、52kgのハンデも魅力ですから、後は戸崎圭太騎手の手綱捌きに期待したいところです」


2022.09.20 レース結果

 9/18(日)中山10R レインボーステークス〔芝1,800m・15頭〕11着[11人気]

プラス12kg。大外15番枠からまずまずのスタートを決めますが、内に潜り込むことが出来ず、一旦中団後方に下げてレースを進めます。そのまま4コーナーを回りますが、直線では目立った伸び脚はなく後方のままゴールしています。

担当助手「前走から12kg増で競馬に向かえたように、中山競馬場への輸送はまったく堪えなかったですし、馬の雰囲気はかなり良かったです。レース前に、ジョッキーとは前目の位置で上手く脚を溜めていければと話していたのですが、良いスタートを決めたものの、内の馬と同じ隊列になってしまい、ポジションを下げることになってしまったことが誤算でした。レース後、戸崎圭太騎手は『良いスタートを決めてくれたものの、大外枠ということで上手く内へ潜り込むことが出来ず、外々を回るのは避けようと思い、無理せずポジションを下げました。馬の雰囲気は良かったですし、緩い馬場にノメることもなかったものの、勝負どころの手応えはもう一つでしたから、重馬場で体力を消耗してしまったのかもしれません』とのことでした。確かに、あれ以上ポジションを取りに行くと、かなり外々を回ってしまいますから、ジョッキーの判断は正しかったと思います。手応え的にはもう少し伸びて欲しかったものの、勝負どころの手応えはもう一つだったようですから、見た目以上に厳しい馬場だったのかもしれません。この後は調教師に状態を見てもらった上で、今後の予定について相談することになっています」


2022.09.21 所有馬情報

在厩場所:栗東トレセン/23日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
調教内容:軽めの調整
次走予定:未定

田中克典調教師「私は海外出張のため、モニター越しでレースを観ていましたが、外枠で思うような競馬が出来ず、それに緩い馬場に体力を削がれてしまったことが痛かったですね。トレセンに戻って状態を確認したところ、走ったなりの疲労から脚元に浮腫みはあるものの、それ以外に気になるところはありませんでした。この後は無理せず牧場へ戻させていただきますが、来年3月の引退期限まであまり時間はありませんし、何とかもう一花咲かせられるよう努めていきたいと思います」


2022.09.23 最新情報

 23日(金)に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。
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3勝クラスに昇級後、夏場のレースを順調に使われるも疲れの度合いがそれ程でもなく活気ある状態だったこともあり、短期放牧を経てレインボーステークスに出走したソニックベガ。

当日は雨で馬場も重くなってくれたのもあり、重馬場を苦にしないソニックベガにとってはやや流れが向いたかな!?とも思ったが、結果は11着と初の2桁着順の惨敗でありました(涙)

レースの内容はスタートは決めるも良い位置を取れずに中団に構え、手応えはあったものの「やらずかよ!?」と思える程、消極的な内容でした。

外を回すのは避けたいと戸崎騎手は語っていたようだが「ウソやろ、外回ってたよな!?」と思わずツッコミたくなりましたが、中団外目を行った事により、体力が馬場に削がれ、手応え以上に脚が貯まっていなかったのではと改めて思っておりました。

寂しくなるかな…引退時期に刻々と近づきつつあります。

もう一花咲けるよう努めて貰いたいと願う傍ら無事に引退し故郷に帰って欲しいと思う気持ちも同時にあります。

次は納得がいくレースが出来るよう努めて欲しいと思います。

改めてソニックベガ、レインボーステークスお疲れさまでした。