更新がサボり状態になっておりました…。
もう7月も下旬、時間が過ぎるのが早い。
そして夏の陣、第1の矢、サンカルパ号も無事デビュー致しました。
それではサンカルパの報告を時系列で綴って参りたいと思います。
【サンカルパ、メイクデビューおめでとう!】
2021.07.07 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:7日に南Wコースで時計
次走予定:7月17日の福島・芝1,800m(牝) 〔三浦皇成〕
田中博康調教師「先週半マイルからではありましたが、南Wコースで内容の濃い併せ馬を消化出来ましたから、先週末の坂路コースでの追い切りでは動きがグンと良くなっていましたね。元々心肺機能は高い馬なので、重たい馬場で負荷を掛けても特に問題なく、良い息遣いでしたよ。7日には南Wコースで併せて追い切りを行い、道中はサンカルパが3頭併せの最後方を追走して、直線へ入ってからは一番内目から同入で終えています。体力があって長く良い脚を使えていますし、1週前追い切りとしては十分な負荷を掛けられたかなと思います。ただ、ハミ受けが安定しないことで、強い推進力があまり活きていないような感じがしており、心身のバランスがもっと上手く取れるようになれば、動きの質も上がってきそうですね」
2021.07.14 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:14日に南芝コースで時計
次走予定:7月17日の福島・芝1,800m(牝) 〔三浦皇成〕
田中博康調教師「14日に南芝コースで追い切りを行いました。道中は前に目標を置き、それを見ながら直線へ入ると、最後まで縦列の形で終えています。良馬場発表ではあったものの、少しソフトな馬場でしたし、その中で69-38くらいの時計を出したのですが、調教後もケロッとして相変わらず心臓の強い馬ですね。それに、気持ちの余裕が出てきたことで、先週よりバランスも良くなったかなと思います。ここまでメンタル的に詰め込み過ぎないような調教で仕上げてきましたが、まだハミの取り方などに難しいところは残っているものの、心身共にコンディションは良好なので初戦から力は出せると思います。とにかくこの馬の一番のストロングポイントは心肺機能が良いことですし、皇成(三浦皇成騎手)にはその点を意識してレースを運んでもらいたいですね」
2021.07.19 レース結果
7/17(土)福島5R メイクデビュー福島〔芝1,800m・13頭〕6着[2人気]
やや出負けする格好となり、道中は後方2番手からの競馬になります。3コーナー手前から徐々に進出を開始して、上がり3ハロン最速の脚で大外から追い込んでくるも、デビュー戦は勝ち馬から0.3秒差の6着で終えています。
田中博康調教師「最終追い切りの時には気持ちに余裕が出てきて多少バランスは良くなっていたのですが、まだ実戦ではその辺りの改善は必要みたいですね。自分でしっかりとバランスが取れると言うところまではいっていないですし、今日もハミに依存するところがありましたから、初動が遅くなってスタートは若干遅れました。また、その課題は勝負所でも出ており、ペースが上がった時にスッと対応することが出来ませんでした。騎乗した皇成(三浦皇成騎手)は『ゲートの扉に少し驚くようなところがあり、加えて調教で乗せてもらった時から気の難しさがありましたから、先を見据えて出遅れた後も無理しませんでした。リカバリーをあまり上手く出来なかったものの、1コーナーからの折り合いは割とスムーズでしたし、3コーナーくらいではまだ抱えたままでしたので、1番人気のマジカルキュートを目標にそのままスッと加速してくれると思っていたのですが、ハミを頼っているのか反応が鈍くて、ワンテンポ遅れてしまいましたね。それでも優しくステッキを打っただけで、直線での伸び脚は非常に良いものがありましたし、今日の流れや展開などを加味したら良く頑張っていると思います。まだまだこれから楽しみです』と話していました。皇成はこれからの事を考えての騎乗を行ってくれましたし、道中のシチュエーションを考えると、この内容は決して悲観するものではないですからね。心臓の強い馬で上がりはケロッとしているものの、気持ちが昂ぶってくることが予想されますから、今後は一度牧場へお戻しする方向で考えています」
2021.07.21 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧予定
調教内容:軽めの調整
次走予定:未定
田中博康調教師「先週のデビュー戦は上がり最速の脚を使ってくれましたし、レース内容としては決して悪く無かったと思います。ただ、バランスを自分で上手く取れていないなど、課題も浮き彫りとなった訳ですから、1つ1つこれからクリアにしていきたいですね。トレセンへ戻ってきて馬体を確認したものの、どこか痛みが出ている感じはありませんが、無理をせずにひと息入れさせていただきたいと思います」
=======================================
先ずはデビュー戦、お疲れさまでした。
レースの方は出遅れて後方待機となってしまった段階で終わったなとは思いましたが、長く良い脚を使い追い込んでの6着というリザルトは及第点ではないかと思います。
心肺機能が高いようで、レース後の息の入りも良いようで、レース内容から考察しても大きなダメージは無さそうです。
あまり無理せず、勝てそうな状況だったら勝ちに行くと言ったコメのようですので次のレースでの変わり身を期待したいと思います。
走るフォームを見ているともう少し距離があっても良さそうな感じで直線の長いコースが合いそうな印象もありましたので新潟か東京での勝ち上がりを期待したいと思います。
【内で懸命に粘るソニコさん】
2021.07.14 調教タイム
助 手 7/14(水)CW良 83.2- 67.1- 52.2- 38.5- 12.1[9]末強め追う
2021.07.15 所有馬情報
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:14日にCWコースで時計
次走予定:7月18日の小倉・高千穂特別〔団野大成〕
斉藤崇史調教師「14日の追い切りは、小倉競馬場までの輸送が控えていることから、終い重点で行いました。力みはあるものの、先週よりは収まっていましたし、その分最後はしっかり伸びてくれましたよ。前走は約1年ぶりの競馬とあって、1コーナーに差し掛かるあたりまで力んでしまいましたし、最後の直線では一瞬反応したものの、伸びを欠いてしまいましたね。ただ、一度競馬を使ったことによって、普段から落ち着きがあってリラックスできているのは良いことだと思いますし、反動よりも状態が上向いているのが目に見えて分かります。小倉競馬場は未勝利を勝ち上がった実績のあるコースでもありますし、小回り平坦なら、多少力んだとしても最後の伸び脚に影響することはないはずです。先週でも使える態勢にはありましたが、万全を期して今週まで待った甲斐があり、思惑通り良い状態に仕上がっていますので、好勝負を期待したいところです」
2021.07.19 レース結果
7/18(日)小倉9R 高千穂特別〔芝2,000m・14頭〕2着[6人気]
内枠から互角のスタートを切るとハナに立って後続馬を従えます。セーフティリードを保ちながら4コーナーを回り粘り込みを図りますが、ゴール手前で交わされ惜しくも2着でゴールしています。
斉藤崇史調教師「小倉競馬場までの輸送がありながらもプラス体重で出走することが出来たように、それだけ体調が良いのだと思います。ジョッキーには折り合いには気を付けるように伝えていましたが、速い馬が不在で結果的にハナに立つことになったものの、極端に引っ掛かることもなく、良いリズムで走っていましたね。レース後、大成(団野大成騎手)に確認したところ、『1コーナー手前までやや力みがありましたが、2コーナー手前で収まってくれましたし、その後も良いリズムで走ってくれました。勝負どころの手応えも良かったですし、この馬なりに最後まで頑張って走ってくれましたが、最後の最後で交わされてしまいました・・・』とコメントしていました。最後はゴール手前で勝ち馬に交わされてしまいましたが、レース内容としては良かったと思いますし、折り合えばあれだけの競馬をしてくれるのですから、その内チャンスも出てくるでしょう。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめたうえで、続戦させるかどうか検討したいと思います」
2021.07.21 所有馬情報
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:軽めの調整
次走予定:8月14日の小倉・柳川特別〔松山弘平〕
斉藤崇史調教師「小倉競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立った疲労はなく、体調も変わりありませんでした。今週いっぱいは疲労回復に専念し、その後も問題なければ、8月14日の小倉・柳川特別に松山弘平騎手で向かいたいと考えています」
=======================================
本当に惜しかった!前半4、5Fで息を整えておる辺りでいけんじゃね…!?と思って見ていたんですが、好位で脚が貯まっていた3歳馬に終いは切れ負けしてしまいましたが、行かざる得ない状況でリズムよく競馬をしての2着でしたので、これで負けたのなら仕方無しな内容でした。
続戦で次走予定も決まりましたので、3度目の正直でこのクラス卒業を目指して欲しいと思います。