愛馬と挑むGⅠDream

出資馬達と目指す、いつかのG1勝利。

シルク2020出資確定馬の紹介です。

晴れて出資が確定したシルク2020の新たな仔達の紹介を簡単に綴っていきたいと思います。

まずは、抽優馬指名で確定したハイドバウンドの19です。
https://www.silkhorseclub.jp/detail_gallery/city/download/4873/4873_9014.jpg

性 別  メス
クラス  新馬
生年月日 2019年2月7日
生 産  ノーザンファーム
厩 舎  美浦 田中博康
 
父     ドゥラメンテ  
母(母の父) ハイドバウンド (Grand Slam)
毛 色   鹿毛

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今年募集のドゥラメンテ産駒はコケレール以外は皆牝馬だったのでカタログや動画を見るまでは正直あまり眼中になかったのが本音ではあります。因みに血統背景において、ドゥラメンテ産駒の中では一番気になっていて当初コケレールは今回出資の有力候補の一頭でありました。

最初にカタログに目通し、ドゥラメンテ産駒の牝馬は皆欲しいくらい良い印象を受けました。
動画を確認して、更に篩に掛け、ルシルクとハイドバウンドの2頭に絞り、正直どちらも欲しかったが、どっちか1頭に絞る以外は難しいだろうと判断しハイドバウンドの19を選択いたしました。

血統面:母はアルゼンチンのスプリント重賞で実績があり、近親には日本で種牡馬として活躍したアサティスがいる血統で、地味目に映りますが筋はとおっている感じです。
特にドゥラメンテ産駒で鍵となるのでは…と僕が思っている米国系の母馬です。
配合はトライマイベストエルグランセニョールの名種牡馬のニアリー持ちで、アーモンドアイの活躍から最近よく気にかけているヌレイエフのクロスも合わせ持っていて、配合面でも魅力がありました。

馬体と動き:皮膚感も薄く良い毛艶、父に似た線の綺麗なシルエットで測尺も程よく馬体のバランスの良さが目に止まりました。
少しトモにボリュームは欲しい気はするものの、今後の育成において変わって来るだろうと期待を込めた場合、とても面白い1頭だと思いました。
動画でもきびきびとしていて速く走れそうな雰囲気があり、身体のバネを生かした父の産駒らしく可動域が広く身体を大きく使えていて、且つ踏み込みも良く感じました。因みに去年募集のドゥラメンテ産駒よりも今年の募集馬の方が動きの面では良く感じていた仔も多く(プリティカリーナ以外は動きの面は皆良く見えた)、今年デビューの新馬成績がまだ上がってない現状はあるもハナから度外視しようと思っておりましたので、人気の盲点となってくれた様な気はします。


思っていたより人気していたが無事に確定したグローリアスデイズの19です。
https://www.silkhorseclub.jp/detail_gallery/city/download/4873/4873_9032.jpg

性 別  メス
クラス  新馬
生年月日 2019年3月10日
生 産  ノーザンファーム
厩 舎  美浦 中舘英二

父     ドレフォン
母(母の父) グローリアスデイズ (サンデーサイレンス)
毛 色  栗毛

血統面:新種牡馬の仔は未知数なので手を出さない!?が僕の格言でしたが、今回はそれを覆してみました。それ以外のことも含みで今回は大きく覆してのドレフォン産駒への出資となります。

僕はダビスタ全盛時代からの先入観でストームバード系種牡馬が実は好きではありません。
ストームバード系は昔ダビスタ種牡馬でいてたスプレンティッドモーメントのイメージが特に重なっているのが一番大きな理由かもしれません。
だって…。淡泊で一本調子で勝負根性無いし…で本当に使えない馬というイメージがどこか頭の片隅にあるおかげで、勢いのあるストームキャット系もその様な目で見てしまっている感じです。
しかしです!近年ディープインパクトキングカメハメハの2大巨頭が亡くなり、大本命がどうなるか本当に判らない種牡馬混沌時代の予感も漂う中でその様な先入観はマズイだろうとも思い、食わず嫌いのような事はしないようにしようと思った次第もあり、今回は考えを改めてみようと思った次第です。
グローリアスデイズは活躍馬が多数存在する名門バレークイーンの孫にあたります。
それを言っただけでもう言う事はなにも無いほど筋のとおった華麗なる一族です。母も重賞で実績があった馬で今回の仔は高齢での出産、且つ新種牡馬の仔と言うこともあってかお買い得な値段設定だったのかなと思います。

馬体・動き:馬体に関しては母が高齢出産だという事は気にする必要がないくらい、萎んでない立派な馬体だと思います。父のイメージからはもっとガチムチな出方をするかと思いきや母の良いところを上手く引き出した感じでバランス良い綺麗なシルエットの仔に出た感じです。
今回のドレフォン産駒は母の影響でいかにもダート向きと出た仔と芝向きなフォルムに出た仔が2分した感もあり、募集馬が皆牝馬だと言う事を加味して後者の芝向きな仔を選んでみました。
動きは前肢と後肢のストライドが大きく馬格に見合った力強い感じが良いと思います。
所属先は騎手時代、福島で大活躍した中舘先生と言うのも何気に出資の決め手となってます。


途中の開票状況でだめか!?と思ったが、実績で確定したレッドオリヴィアの19です。
https://www.silkhorseclub.jp/detail_gallery/city/download/4873/4873_9049.jpg

性 別  牡
クラス  新馬
生年月日 2019年3月30日
生 産  ノーザンファーム
厩 舎  栗東 野中賢二

父    オルフェーヴル
母(母の父) レッドオリヴィア (ジャングルポケット)
毛色 栗毛

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血統面:母は東サラで活躍し4勝を上げたエリート条件馬で、母系のキーフライヤーの近親にはダンスパートナーダンスインザダークがおります。キーフライヤー自身も孫にスズカマンボがいる血統でこちらも筋の通った血統です。
気になるところがある!?としたら父オルフェで且つサンデーサイレンスの25.00%の濃いクロスがどう影響するか?と言ったところでしょうかね。
血の本質から究極の反骨心がもたらす驚異的な勝負根性か!?
また、狂気が覚醒するのか!?
こればかりはまだ何とも言えませんが良い方向に向いてもらえる事を祈ります。
オルフェの仔だけにピンかパーな不安定感はあるものの期待はしています。

馬体・動き:カタログを見た段階では筋肉のつき方も良く、脚は前後共くっきりと屈腱が見えていてとても丈夫そうな脚の造りは今回の募集馬では一番評価致しました。
ただ、誰しもそう思った!?と思うのは測尺でしょうかね。僕も測尺をみてあまりにも小さい馬体の数値をみた瞬間はガッカリ感もありました。
ただ、カタログの写真をみる限りは、付くべきところに必要十分な筋肉は備わっていて小さく見せていないところは評価しました。競馬の神様、故大川慶次郎氏が生前よく言った言葉で小さい身体を大きく見せる馬、大きい身体を小さく見せる馬は良い馬だとよく解説していたのが頭の片隅にあり、馬体重以上に貧相な感じは感じられず、逆にオルフェの仔なら賭けてみたい気持ちにもなりました。(因みに母レッドオリヴィアも小さな馬で父オルフェもあまり大きい馬ではないので、小さいのはそこまで気にする必要はないのかなとも思ってました。)
動きを見ますと歩幅からは回転の速いピッチ走法でステイゴールド系の機動力を生かして器用に立ち回ってくれそうな印象と筋肉に強さがあって故大川氏の言った小さいながら良い馬だと思い期待を込めてみたいと思いました。


ノーザンファームの育成始動は早く、間もなく本格的な育成に移行して行くと思いますが、皆無事にデビュー出来るよう頑張って育成に励んで欲しいと思います。